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EDGEプログラムの指導チームが見事最優秀賞に!

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さる9月18日、早稲田大学の井深大記念大ホールにて行われた第3回EDGEシンポジウムに併設して行われたDEMO DAYは、EDGEプログラムに採択された全国13大学から選りすぐられた10チームがプログラムにおける学びを活かしてどこまでビジネスモデルをブラッシュアップできたかを競うもので、審査員はSONYの研究開発責任者である丸尾淳氏や新進気鋭の独立系VC、Beyond Next Venturesを立ち上げた伊藤毅氏、日本ベンチャーキャピタル協会特別顧問の安達俊久氏、東大i.school エグゼクティブ・ディレクターの堀井秀之氏等、錚々たるメンバーが揃うなかで行われました。

さすがに全国から選ばれたチームだけあってどれも独自性に溢れ魅力的なプレゼンテーションでしたが、最優秀賞は早稲田大学のプログラムから出馬した『Pet Checker』チーム。

生体の皮膚に接触させることで高速で皮膚表面の物質を検知するセンサーが小型化され、またセンシングの対象も広くなっているため様々な応用が考えられるというそもそも魅力的な研究成果をシーズではあった。そこから例によって『Get Out of the Laboratories!』の掛け声のもと果敢に顧客インタビューに繰り出して、当初の想定顧客セグメントを美肌に感心ある人間→ペットの飼い主→獣医→ペットトリマーへとPIVOTを繰り返した挙句に強い「ニーズのメカニズム」を発見した仮説検証姿勢が評価された(のだと思います)。

全国の大学に呼びかけてチームを集めた事務局が早稲田大学であったので、お膝元の早稲田大学でこのチームの指導にあたった私達ラーニング・アントレプレナーズ・ラボとしては審査の公正性に細心の注意を払っており結果審査にまったくタッチしていないのでハラハラしながら我が指導チームの行末を見守ったのですが、見事最優秀賞獲得!

もちろんこのプロジェクトが事業化に走りだすまでにはなおも検証しなければならないハードルは多々あるわけですが、とにもかくにもこうして大学の研究成果が具体的な顧客セグメントにたどり着いて事業化への一歩を踏み出したのはEDGEプログラムとしての成果であり、指導にあたった私達もおおいに自信になります。

頑張れ!

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